ULTRA
CLEAR
RESIN
TECHNOLOGY
有機と無機両方の特性を兼ね備えた
シリコーンを主成分としたクリヤー専用水性樹脂を採用し
かつてない透明感と塗膜強度を実現。
紫外線に強く、高い機能性を備え
安心・安全性と低環境負荷も叶えた
次世代の1液水性クリヤー塗料。
［荷姿］15㎏缶/5㎏缶
FEATURE
透明性
透明度の高い樹脂を採用、その塗膜はサイディングの意匠と風合いを損なうことなく再現します。
超耐候性
結合エネルギーが紫外線エネルギーより強いシロキサン結合を主骨格に持つシリコーン樹脂を採用。その塗膜は耐候性に優れ、建物を長期にわたり守り続けます。
超低汚染性
ガラス表面にも存在するシラノール基で形成された塗膜表層は、付着した汚染物質を雨水が流し落とし、長期にわたり建物を美しく保ちます。
高密着性
水性塗料なので臭いが少なく、住宅が密集した地域でも近隣に配慮した施工ができます。また、環境負荷も軽減した人と環境に優しい塗料です。
水性タイプ
ナノレベルで均一に結合することで、優れたレベリング性を発揮し、滑らかで光沢のある美しい仕上がりを実現します。
防藻・防カビ性
藻の発生を抑制しカビに対して強い抵抗力を発揮します。
有機と無機両方の
多彩な
特性を兼ね備えた
シリコーン
シリコーンは、分子構造の主骨格にケイ素と酸素が交互に結びついた
無機質のシロキサン結合を持ち、そこに有機基が結びついて、
耐熱性・耐寒性・耐水性・消泡性などの数多くの優れた特性を発揮します。
その多彩な特性は、電気・化学・化粧品・自動車・食品・建築など
さまざまな産業分野で活躍しています。
優れた耐候性を発揮
紫外線エネルギーより強いシロキサン結合で架橋された強靱な塗膜が紫外線劣化を抑えます。
耐候性・UVカット機能に
特化した
クリヤー専用
水性樹脂採用
結合エネルギーの高いシロキサン結合を緻密かつ均一に組み込むことで塗膜の劣化を抑制し、
さらに紫外線吸収剤（UVA）を主鎖に合成することでUVカット機能の長寿命化を実現。
相乗効果によりサイディングの長期的な保護を可能にします。
サイディングの意匠を
損なわずに
長期的に守る
それが、「ウルトラクリヤー」
日々、紫外線や雨水などにさらされている外壁は、時間の経過とともに劣化していきます。
意匠性を持つサイディングの外壁は、早めにクリヤー塗装をすることにより
長期にわたり美観と風合いを維持し続けます。
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サイディングが劣化する前
美しいサイディングの意匠は、劣化する前にクリヤー塗装することで長期にわたり風合いを守り続けることができます。
〈クリヤー塗装〉 美しいサイディングの意匠を
そのまま守り続けます。 -
サイディングが劣化した後
経年劣化により汚れてしまったサイディングでは、新築時の風合いをクリヤー塗装で再現することは難しく、塗りつぶしの選択となってしまいます。
〈カラー塗装で塗りつぶし〉 せっかくの美しい意匠が
べったりと塗りつぶされてしまいます。
艶あり・3分艶からお選びいただけます。
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紫外線吸収剤（UVA）が
UV-A波・UV-B波を吸収・放出樹脂劣化の直接要因となるUV-A波とUV-B波を効果的に吸収し無害な熱として放散。半永久的にその過程を繰り返します。
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独自の強固な分子構造で
紫外線透過抑制効果を発揮ガラス面右半分にウルトラクリヤーを塗布し、屋外で紫外線強度を測定した結果、塗布していない左半分に対し、ウルトラクリヤーは高い紫外線透過抑制効果を発揮していることが確認できます。
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【一般的な塗装】
紫外線が透過して
分子構造が壊れやすい塗膜に紫外線が透過して、変色やひび割れを起こし、雨ジミができたりします。
- ウルトラクリヤーを
塗装 -
【ウルトラクリヤー】
紫外線が透過
しないように抑制紫外線の透過を抑制する強固な分子構造により、サイディングボードの意匠を守り、色あせや艶落ちを防ぎます。
従来品の課題であった白化の
原因を
追究し、
今までにない
透明感と
塗膜強度を実現
従来の水性クリヤー塗料は硬化後の白化症状が課題にありましたが
ウルトラクリヤーは白化の原因を追究し樹脂粒径から見直すことで
今までにない透明感と塗膜強度を実現しました。
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従来の水性クリヤー塗料の
課題点水性クリヤー塗料は溶剤クリヤー塗料とは違い、液体の状態では乳白色をしています。そのため従来の水性クリヤー塗料は施工時に厚付け、塗料の溜まりやタレがあると乾燥硬化後も白く目立ってしまう場合がありました。また、施工後も水分の影響を受けやすく、降雨や湿気で白化してしまうこともありました。
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液体時における塗料色比較
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〈水性クリヤー塗料〉 
〈溶剤クリヤー塗料〉
水性クリヤー塗料の
硬化後の白化現象
塗膜の形成プロセスの比較
水性クリヤー塗料
ウルトラクリヤーでは従来品よりも
小さな樹脂粒径を採用
樹脂の融着により透明度は上がるものの
粒子間凝集力が弱く隙間が発生
独自の分散技術により粒子間が隙間なく
スピーディーに融着
隙間の生じた
塗膜を形成
透明度の高い
強靱な塗膜を形成
水性のクリヤー塗料が乳白色をしているのは、樹脂が粒子として水中で分散（乳化）しているためです。
塗布後、水分が揮発し分散していた樹脂の融着が進むと光の屈折が一様になり透明度が上がります。
しかし、従来の水性クリヤー塗料はすべての樹脂が完全に一体化することが困難であるため、
透明度は溶剤クリヤーに劣り、膜厚が大きいほど水分の影響を受けて白濁して見えます。
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降雨や湿気に影響されずに
透明度を維持水性塗料でありながら、塗布後に水分を呼びやすい成分の含有率を極力抑え、水性クリヤー塗料に起こりがちな降雨や湿気による白化も起こりにくくしました。
溜まりやタレを想定した
透明度の比較
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従来の
水性クリヤー塗料
樹脂同士の融着が不十分なため、白濁してしまい透明になりきれていない。 - 滴下直後 24時間後
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ウルトラクリヤー
ウルトラクリヤーはスムーズに融着し透明度の高い塗膜を形成。
滴下24時間経過時の
水の影響を想定した浸水テスト
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従来の
水性クリヤー塗料
塗膜を形成する樹脂粒子間に隙間があるため、水分の影響を受けやすく全体的に白化。 -
ウルトラクリヤー
独自の分散技術による緻密かつ強靱に結集した塗膜により、水分との接触下でも透明度を維持。
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長期にわたり透明性を保持
ウルトラクリヤーは、従来の水性クリヤー塗料をはるかに凌ぐ耐候性により、長期にわたり高い透明性を保持し続けます。
スーパーUVテスター
400時間照射後
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従来の
水性クリヤー塗料
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ウルトラクリヤー
優れた耐候性とシラノール
親水技術により、
長期に
わたって美観と風合いを守る
促進耐候性試験
促進耐候性試験（メタルハライドランプ）において、JIS A 6909耐候形基準値（光沢保持率80%以上）を長期間持続し、従来のシリコンクリヤー塗料を上回る耐候性が確認されました。
塗装直後
乾燥・成膜過程
成膜後
シラノール親水技術
シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。また、静電気の帯電も少なくチリやホコリを寄せ付けず、建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。
【撥水状態】
撥水性で塗膜に水滴ができてしまう。
乾燥・成膜過程
親水性で水が塗膜によく馴染む。
撥水性と親水性
ウルトラクリヤーは塗膜の表層にシラノール層を形成することで親水性塗膜となります。
防藻・防カビ性
超低汚染性
【ご使用の塗料に添加するだけで性能アップ】
強力防藻・防カビオプション
プレマエディション
住宅に高い頻度で検出される57種のカビ・細菌を含む2,000種もの菌・藻類に対し優れた効果を発揮する、世界最高レベルの防藻・防カビ剤。使用する上塗り塗料に少量入れるだけで、大切な建物の美観を長期にわたり保持します。
製品詳細へ防藻・防カビ効果と、
雨で汚れを落とす超低汚染性
雨で汚れを流し落とすレベルアップされたハイドロクリーニング効果。
専用下塗り材との併用により
光触媒
サイディングなど、
難密着性のある
サイディング
にも抜群の密着力
意匠サイディング用プライマー「クリヤベースハイパー」との併用により、
光触媒コーティングやフッ素焼付コーティングなど難密着性のあるサイディングにも抜群の密着性を発揮します。
また光触媒塗料や無機系塗料で塗装された外壁の2回目の塗り替えにもご利用いただけます。
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クリヤベースハイパーとの併用
により
あらゆるサイディング
への密着を実現クリヤベースハイパーはあらゆる意匠サイディングに対応した2液弱溶剤形意匠サイディング用高付着プライマーです。今まで不安を感じていた光触媒や無機系などの難付着サイディングに幅広く対応し、さらに剥離のリスク回避に特化することで、ウルトラクリヤーの性能を支えます。
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無機下地・有機下地に対応した
高付着メカニズム有機下地には特殊有機成分が強力に付着しますが、無機下地に対する付着性は十分とはいえませんでした。クリヤベースハイパーは特殊シラン化合物の配合により有機下地にはもちろん、無機下地にも高い付着性を発揮します。 無機表面とクリヤベースハイパーとの界面に存在するシラン化合物が、両者を結び、強力に接着します。同時に耐久性と耐候性が向上します。
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クリヤベースハイパー併用時の
密着性評価クリヤベースハイパー併用時の意匠サイディングへの密着性を評価するため、クロスカット試験(JIS K 5600-5-6)を実施しました。クロスカット試験とは、塗膜に基材まで達する格子状の切れ込みを入れ、その上にセロハンテープを圧着しテープの端を60°の角度で強く引き剥がし、密着性を評価します。
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【試験方法】
【試験結果の評価基準例】
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【実施概要】
素地材料：光触媒サイディング
表面調整：なし
塗装仕様：下塗材 クリヤベースハイパー 1回塗り 上塗材 ウルトラクリヤー 1回塗り
塗装方法：ローラー
乾燥条件：72時間（23℃）
試験条件：気温20℃、湿度53％
切込工具：単一刃切り込み工具、等間隔スペーサー（2mm）、透明感圧付着テープ（10±1N/25mm）【試験結果】評価：10点
クリヤベースハイパーを併用したウルトラクリヤーの光触媒サイディングへの密着性は、評価基準中最高評価であることが確認されました。今まで塗装自体が困難と思われた難付着サイディングにも安心して施工することができ、長期にわたってその意匠性を維持することができます。
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適応基材／下地
意匠サイディング・光触媒サイディング・フッ素焼付金属サイディング・磁器質タイル・無機系塗膜など。
試験成績
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JIS K 5660 準拠 「容器の中の状態」「塗装作業性」「塗膜の外観」 JIS K 5600 準拠 「付着性」「耐水性」「耐アルカリ性」 全項合格