ウルトラペイントシリーズ

ウルトラSi

ウルトラSi ULTRA NANO
POLYMER
TECHNOLOGY

ナノテクノロジーが塗料の未来を拓く。

ULTRA NANO
POLYMER
TECHNOLOGY

「10億分の1メートル」の世界に広がる可能性。
それはナノスケールの領域で誕生した新たなテクノロジー。
紫外線に強く、高い機能性を備え、
安心・安全性と低環境負荷もかなえた
次世代の1液水性塗料。

ウルトラSi
ウルトラナノポリマーシリコン樹脂塗料
[荷姿]15㎏缶/10㎏缶/5㎏缶
ULTRA Si

FEATURE FEATURE

  • 超耐候性

    先進の「ウルトラナノポリマー技術」と「多重ラジカル制御技術」による緻密で強靱な塗膜が、紫外線などの外的要因から建物を長期にわたり守り続けます。

  • 超低汚染性

    ナノレベルで結合された塗膜は親水性を発揮し、付着した汚染物質を雨で流し落とします。また、カビや藻の発生を抑え、長期にわたり建物を美しく保ちます。

  • 速乾性

    ナノレベルでは樹脂結合が早く、乾燥硬化も早いため、環境条件による塗膜形成時のリスクを軽減でき、安定した施工品質を可能にします。

  • 水性タイプ

    水性塗料なので臭いが少なく、住宅が密集した地域でも近隣に配慮した施工ができます。また、環境負荷も軽減した人と環境に優しい塗料です。

  • 美しい仕上がり

    ナノレベルで均一に結合することで、優れたレベリング性を発揮し、滑らかで光沢のある美しい仕上がりを実現します。

  • 屋根塗装にも対応

    ウルトラナノポリマー技術による緻密で強靱な塗膜は、従来の1液水性塗料では対応できなかった屋根塗装を可能にし、2液弱溶剤塗料以上の耐候性を発揮します。

Nano 「ナノ」とは

ナノとは、ギリシャ語で「小人」という意味のνάνος(nanos)に由来する大きさを表す単位のことで、
「10億分の1(10−9:10のマイナス9乗)」を表します。
あらゆる物質は、原子や分子が無数に集合(化学結合)し形成されていますが、
ナノ単位は、その分子や原子の大きさを表す際の主な単位となっています。
ナノの世界は物質や生命の起源に関わる世界です。

接頭辞 ナノ(英:nano)
記号 n
10 10ー9
十進数表記 0.000000001
漢数字表記 一塵(いちじん)
図

Nanotechnology 21世紀は
ナノテクノロジーの時代へ

ナノテクノロジーとは、物質や構造をナノスケール(ナノ領域)で自在に制御することにより
望みの性質や機能をもつ物質や材料を作り出し産業に活かす技術のことです。
ナノテクノロジーは、21世紀の最重要技術といわれ多くの可能性を秘めています。

図(1) 図(2) 図(3)
30nm = 0.00003mm

シリコンクラス最強の
耐候性をかなえる
先進の
「ウルトラナノポリマー技術」

ウルトラSiはナノ領域の技術で開発した「ウルトラナノポリマーシリコンレジン」を採用。
従来のシリコン塗料をはるかにしのぐ緻密で強靱な塗膜を形成します。

図(1)

シリコンレジン粒子の比較

図(1)
シリコン樹脂塗料に使用されるアクリルシリコン樹脂は、アクリルモノマーに耐候性の高いシリコン成分を結合させることで耐候性を向上。
図(2)
アクリルモノマーとシリコン成分に光安定剤を融合、ナノレベルで均一に結合させることにより、従来のアクリルシリコン樹脂とは一線を画す樹脂粒子内構造を形成。

塗膜の形成プロセスの比較

エマルション(分散)粒子
従来の
アクリル
シリコン樹脂
図
ウルトラ
ナノポリマー
シリコンレジン
図
溶媒水の揮発〜粒子の近接
図
図
樹脂粒子相互の融着と細密充塡
図
図
成膜
図
図

粒子が接すると、特殊な常温架橋システムにより樹脂粒子の内外で結合を開始。
分子量の高いウルトラナノ構造が連続することで緻密で強靱な塗膜を形成します。

ウルトラナノポリマー技術✕多重ラジカル制御技術

ウルトラナノポリマー技術
✕多重ラジカル制御技術

圧倒的相乗効果で
大切な住宅を守り続ける

ラジカルとは、塗料の顔料に含まれる酸化チタン(白顔料)が
紫外線や酸素、水などに接触することで発生する劣化因子のことです。
人の肌や塗料の樹脂のような有機質を破壊し、外壁の塗膜劣化の原因になっています。
ウルトラSiは耐候性に特化した多重ラジカル制御形酸化チタンを採用し、
従来品をしのぐ超耐候性を実現しました。

ウルトラSiの塗膜拡大イメージ
図(1) 図(2)

「5つのステージコントロール
技術」
でラジカルを抑制

厚い多重構造無機バリア層で酸化チタン(白顔料)の表面をコートして紫外線の侵入を防ぐ。

発生してしまったラジカルも厚い多重構造無機バリア内に封じ込めラジカルの増殖を抑制。

紫外線吸収剤(UVA)により紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変換して放出。

光安定剤(HALS)により発生したラジカルを封じ込め増殖を抑制。

樹脂には緻密で強靭な塗膜を形成するウルトラナノポリマーシリコンレジンを採用。

多重ラジカル制御形
酸化チタン採用

ウルトラSiは自動車や重防食等の極めて高い耐候性が求められる分野で使用されている
多重ラジカル制御形酸化チタンを、住宅塗装分野に於いて業界に先駆けて採用しました。
これにより従来品を凌ぐ耐候性を実現しました。

  • 従来の
    ラジカル制御形
    白顔料

    バリア層が薄いためラジカル制御の効果が見られるものの、完全には封じ込めきれず、樹脂に含まれる有機質を破壊。

    図(1)
    〈電子顕微鏡拡大〉
    図(2)
  • 多重ラジカル制御形
    酸化チタン
    [多重構造白顔料]

    ウルトラSiの厚い多重構造無機バリア層は、発生してしまったラジカルをバリア層内に封じ込めラジカルの増殖を抑制し、樹脂に含まれる有機質を守ります。

    図(1)
    〈電子顕微鏡拡大〉
    図(2)

紫外線吸収剤(UVA)と
光安定剤(HALS)の
はたらきによる相乗効果

紫外線から塗膜を守る“盾”の役割を果たすUVAと、
ラジカルの増殖を抑制し塗膜劣化の広がりを防ぐ“薬”のような役割を果たすHALSは、
併用することで塗膜の劣化抑止効果が相乗的に向上します。

  • 【UVA】

    図

    樹脂劣化の直接要因となるUV-A波とUV-B波を効果的に吸収し無害な熱として放散。

  • 【HALS】

    図

    UVAが防ぎきれず発生してしまったラジカルを封じ込めて無害化し、塗膜劣化の進行を抑制。

耐候性、低汚染性、圧倒的なライフサイクルの低減も実現 耐候性、低汚染性、
圧倒的なライフサイクルの
低減も実現

-
抜群の作業性で長期にわたり美観を保持

抜群の作業性で
長期にわたり美観を保持

  • 屋根にも外壁にも最適の抜群の
    作業性

    ウルトラSiは各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)、各種屋根(カラーベスト・トタンなど)の塗り替えに幅広く対応。抜群の作業性で広くご活用いただけます。

図
  • 屋根塗装で圧倒的真価を発揮する
    ウルトラSi

    従来の1液水性塗料は外壁用がほとんどであり、耐候性が求められる屋根塗装には2液タイプや溶剤タイプが推奨されてきました。ウルトラSiは「屋根用耐候性強化色」「屋根用遮熱色」対応。環境条件の厳しい屋根において真価を発揮します。

  • 図
    「屋根用耐候性強化色」を使用することで、四季の天候や、さまざまな自然現象などの環境下に対し、2液弱溶剤塗料以上の耐候性を発揮します。

    屋根と外壁(標準色)の耐候性差の生じない施工を可能にし、屋根と外壁の塗り替え周期も合うため長期的なコスト削減にもつながります。

  • 図
    「屋根用遮熱色」を使用することで、室内の温度上昇の要因である太陽光(近赤外線)を反射し、室内温度の上昇を抑え、省エネ・節電につながります。

    耐候性、低汚染性に優れたウルトラSiが塗膜表面の劣化を防ぐため、遮熱性能を長期にわたり保持します。

  • 美しくなめらかな光沢感

    先進技術によりミクロレベルで平滑性を可能にし、かつて水性塗料では難しかったなめらかで高い光沢感を実現しました。美観性と防汚性に優れたその塗膜は、建物を守り、長期にわたり美しさを保ち続けます

  • 図
    一般的水性塗料
    (艶あり)
    図
    ウルトラSi
    (艶あり)

    艶あり 3分艶 艶あり・3分艶からお選びいただけます。

試験成績

JIS K 5660 つや有り合成樹脂エマルションペイント 「容器の中の状態」「塗装作業性」「塗膜の外観」「付着性」「耐水性」「耐アルカリ性」「促進耐候性」 JIS K 5600 塗料一般試験方法 「耐おもり落下性」 全項合格

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